外科について
なお、専門性の高い処置や治療が必要な場合には、連携している高度医療機関にご紹介しております。
当院でおこなう主な外科的疾患
ひょう疽・爪周囲炎
爪の周囲が細菌感染を起こして化膿している状態です。赤みや熱感、そしてズキズキ脈打つような痛みがかなり強くなることがあります。切開して膿を排出させることで痛みをはじめとする症状は速やかに解消へ向かいます。炎症が軽度で症状が強くない場合には、抗生物質などによる治療で切開せずに治せることもあります。当院では、必要に応じてその場で局所麻酔をして切開し、膿を排出させています。
陥入爪
爪の左右が深く皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態で、長期間炎症が続くことで肉芽を生じることがあります。巻き爪と混同されることが多いですが、巻き爪ではなくても陥入爪になることがあります。足の親指に生じることが多く、歩行に支障を及ぼすほど強い痛みを生じることもあります。痛みが強い場合には、その場で処置を行います。
火傷(ヤケド)
範囲や深さを慎重に確かめた上で、できる限りきれいに治るよう、きめ細かく配慮しながら適切な処置を行っています。
当院で行う主な外科的治療
創傷処置・創傷処理
ケガの治療では、傷内をきれいにした上で必要な処置を行います。縫合を行う際には、できる限り傷痕が目立たずきれいに治るように細心の注意を払って丁寧に行います。
皮膚切開術
炎症で化膿し、痛みや腫れを起こしている場合には、局所麻酔をした上で切開し、膿を排出させます。
皮膚皮下腫瘍摘出術
粉瘤、脂肪腫、いぼなどを除去する小手術です。局所麻酔を行った上で、摘出します。サイズや数、できた場所などによっては、別日にご予約いただいて摘出する場合があります。
異物摘出術（トゲなど）
体内深くに入っている異物を除去します。局所麻酔を行った上で、摘出します。
ガングリオン穿刺術
ガングリオンは中にゼリー状のものが詰まった腫瘤で、女性の発症が多く、手に生じやすいです。サイズや感触は様々で、基本的に痛みなどを起こしませんが、できた場所や大きさによっては痛み・しびれ・動かしにくさなどを生じることがあります。中の液体を穿刺して吸引することで消失できますが、再発を繰り返す場合には手術が必要になります。
