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 8K内視鏡システムの研究成果(院長共著)が国際雑誌に受理されました

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皆さんは8Kのテレビ映像を見たことがありますか? 8Kテレビとはハイビジョン画像の16倍に相当する超高精細映像で、臨場感あふれる最新の映像システムの事です。昨年の東京オリンピックを契機に量販店でも販売されるようになりました。この8KシステムはNHK放送技術研究所が1995年から開発を手掛けていた画像システムで、当初からその技術を医療分野にも役立てたいという思いがあったようです。2014年に世界で初めて腹腔鏡下手術に使用され、その後も実用化に向けて様々な取り組みが行われました。今回、その集大成として、2019年からAll Japan(慶応大学病院、九州大学病院、大分大学病院、旭川医科大学病院、神戸大学病院、鹿児島大学病院、杏林大学病院、東京女子医大病院、愛知県がんセンター、そして、三愛病院(院長が以前に勤務していたさいたま市の個人病院)ならびにNHK技研の顧問スタッフ、エアーウォーター株式会社)の体制によって、8K内視鏡治療システムの臨床研究が開始され、2021年3月に国内学会にて発表した内容の論文が、先月、国際医療雑誌に受理されました。 今後、8K内視鏡システムの詳しいことは、北与野しのはら医院のブログで随時、取り上げていきたいと思います。
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